伊豆移住を考える時、海や温泉、安い物件といった魅力から入ることは多いと思います。
ただ、暮らし始めてから大事になるのは、自分がどんな不便や古い家の問題を受け入れられるかでした。
ここでは、伊東で暮らした自分の経験をもとに、移住前に自分の条件と照らしておきたいことを書きます。伊豆移住が誰にでも向く、あるいは向かないと決める記事ではありません。
この判断は、伊東で2年暮らした一例です
私は伊東市に移住し、100万円の中古住宅を買って2年暮らしました。住居費を小さくできた一方で、古い家の寒さ、修繕、移動の負担などもありました。
良かった点と大変だった点を含めた2年間の記録は、伊東市移住の体験談にまとめています。
ここで考えたいのは、私と同じ生活を選ぶべきかではなく、自分の生活条件で同じような場面に対応できるかです。
毎日の移動を自分の経路で確かめられるか
私の家からスーパーまでは車なら5〜10分ほどですが、徒歩では40〜50分かかります。帰りは荷物を持って坂を上がるため、地図上の距離だけでは生活の負担を判断できませんでした。
移住先を考えるなら、駅や店までの距離だけでなく、普段使う店、雨の日の道、荷物を持って帰る経路を自分で動いてみる方が役に立つと思います。実際の買い物の記録は、伊東の山の上で暮らす買い物事情に残しています。
古い家の不確実さを受け入れられるか
私の家は、移住直後に使えるトイレがなく、最初の数週間を災害用トイレとペットシーツで過ごしました。その後も、修繕は一度で終わるものではなく、直す場所と自分でやらない場所を考え続ける暮らしになりました。
古い家を選ぶなら、購入時点で完成した生活を求めるのか、不具合が出た時に優先順位を決めて対応する生活を受け入れられるのかを考えておきたいです。トイレの記録はトイレがない100万円住宅、修繕の判断は古い家は買って終わりではなく、直しながら暮らすに分けて書いています。
住居費と働き方を別に考えられるか
自分の場合、家賃がなくなって固定費は下がりました。それでも、仕事や働き方の問題まで消えたわけではありませんでした。
住居費を抑えられる可能性と、毎月必要な収入や仕事の選び方は別に考える必要があると感じています。これは伊豆全体の仕事事情を断定する話ではなく、私自身に残った問題です。詳しくは、固定費は下がったけど、仕事の問題は消えなかったに記録しています。
移住前に平日・冬・周辺環境を確かめる
観光で来た時の印象と、普通の平日の暮らしは違いました。朝夕の道路、スーパーまでの道、雨の日の移動、夜の静かさは、短い滞在では分かりにくいことがあります。
古い家を検討するなら、冬の日当たりや室温、湿気も見ておきたいです。物件から職場、病院、普段使う店まで実際に動き、自分の日常を置いてみることが判断材料になります。
向き不向きは場所と生活条件で変わる
同じ伊東市内でも、駅に近い場所と山側では暮らし方が変わります。車を運転するか、通勤があるか、誰と暮らすかによって、必要な条件も同じではありません。
私に合った理由だけで、他の人にも合うとは言えません。海が見えることや物件価格だけで決めず、移動、家の状態、働き方、困った時に相談できる人がいるかまで、自分の条件で確かめることが大切だと思います。
まとめ
伊豆移住は、観光地を選ぶことではなく、毎日の移動、家の不具合、働き方まで含めた生活を選ぶことでした。
私の経験は一例です。それでも、良い面だけでなく、自分が引き受けられる不便を先に考えておくと、移住後の予想外を少し減らせるかもしれません。

